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珍しい無双仕立ての羽織の裏です。
透ける生地に表は三つ紋、後ろ身頃は裾で折り返し裏の絵羽に繋がっています。
横浜の赤レンガ倉庫で時々行われる「今昔きもの大市」で、昨年手に入れました。

羽織ると右肩から柄が流れ、ほんのりと浮かび上がるという感じです。
秋の花が染めてあるので、着るのであれば単衣の時期の今だろうと思います。
寸法が小さくリメイク用…行く末を考えなくては…と引っ張り出しました。

無双の羽織1

萩に撫子…もう一つの花は何だろう…

無双の羽織2

分厚い「四季花ごよみ」の初秋のページをめくると、あっさりと解決しました。
葛の花…秋の七草の一つでした。
と、なると、こちらはすすきでしょうか?

無双の羽織3

萩、すすき、桔梗、撫子、女郎花…くらいは分かるけど、残り二つ、葛の花と藤袴はちょっと馴染みがないなァ~
一年のうち何回袖を通したんだろう…なんて、とても野暮な疑問が浮かびました。
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【2014/09/10 19:26】 | 古い着物
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少し涼しくなったので、整理を兼ねて古い着物を解いています。柄が細かいのでバービー用にとヤフオクで入手しました。
上等な縮緬で、シミもないのであまり着ていないようです。
袖のしつけは付いたまま…おそらく、そのまま黒羽織でも羽織っていたのではないかと想像します。

そして、和裁教室に通っている私の浅い知識では到底理解し難く、繰り越し揚げがないのです。
衣紋を抜かなかったのかしら?

小紋 衿肩明き

画像の上が前身頃で、下が後身頃、衿肩明きが真っ直ぐな切り込みではなく、後ろは少しカーブしてくり抜いたような様子が分かりますか?
ちょうど5分くらいあるので、これが繰り越し揚げに変わるものだと思われます。

前身頃の内揚げもないので、揚げを取るのがお好きな方ではなかったのでしょうね…


【2014/09/05 19:37】 | 古い着物
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黒い掛け衿はまだ綺麗で、取り替えてからあまり着ていない様です。
興味深いのは、袖が丸くないことです。

丸みのない袖1

戦前、若い女性が着て、結婚後、袖を丸くしたそうです。
一種の流行があったのでしょうか?
1尺6寸5分の袖を1尺3寸に縫い直してありましたが、どちらにも丸みはありませんでした。

胴裏は赤い木綿、振りには2寸弱の紅絹が付いていました。
八掛は目の覚めるような青です。

丸みのない袖2

織りの縞を強調するかのような角ばった袖…きっとおしゃれな女性だったんだろうな

【2014/08/24 11:52】 | 古い着物
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この古い着物(袷)は、どうも柄行きがおかしいのです。
後身頃の上の方と袖にしか柄がありません…
興味津々で解いてみると、羽織から長着に仕立て直した着物でした。

古い着物 羽織から長着1

衿肩明きではなく「前かき」、前身の内揚げに羽織の衿だった部分がついています。
衿はバチ衿のハギハギでしたが、見えるところは何の違和感もありません。
胴裏は木綿、八掛はモスリン、家庭で仕立てられたものだと思います。

さて、どのように着たんだろうと考えるに、長羽織を合わせれば色無地です。
昔はこういった繰り回しがあったんでしょうね!

古い着物 羽織から長着2

刺繍も少しありました。
絹糸ではなく紙です。以前、先生に聞いたことがあるのですが、紙(和紙でしょうね)に金や銀を塗って(箔かどうかは知りません)細く切ったもので、昔はよく使われたそうですが今はないようです。

【2014/07/20 16:27】 | 古い着物
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有栖川鹿文が織り出された大島のアンサンブル…自分用にヤフオクで入手し、
長着だけ仕立て直しに出すつもりでしたが

有栖川鹿紋の大島 リサイクル1

後身頃の袖付けは柄合わせがしてあって、裄出しをしてしまうと、こうはいきません。
織る段から、昔の普通寸法に計算されていたんだろうか…
袖付けは「かんぬき止め」ではなく、小さな布で補強してあります。
丁寧な仕立てに、解くのが惜しくなりました。
そして、数日、迷うことになったのが、まんべんなく黄変した胴裏です。

有栖川鹿紋の大島 リサイクル2

ムラなく均一なので、まるで始めからクリーム色?と思えるくらいです。
八掛はまだ綺麗だったので、胴裏だけ急速に時間が経過したような感じです。

有栖川鹿紋の大島 リサイクル3

身丈は許容範囲、身幅はクリア…裄だけ直そうか、予定通り仕立て直し?

数日、眺め迷った挙句、昨夜、意を決して解きにかかりました。
この際、生まれ変わってもらいます!八掛の色も変えて…
無駄な針目なく、針目も程よい一定の長さで真っ直ぐでした。
上手な仕立ては解くのもスムーズでした。

【2014/07/06 13:08】 | 古い着物
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